キル・ビル vol.2

h2k2004-04-25

昨日の話しだけど、観てきました。ホントはキャシャーンが観たかったんだけど、意外にも満席でチケットが取れなかったんでキル・ビル vol.2の方を観る事に。今回のは結構まともなドラマ(あくまでvol.1と比較してだけど)でビックリ。vol.1の方はアクションと、(意識的に)勘違いした日本描写が面白かったけど、vol.2はアクションは控えめになってます。アクションシーンなんて、中盤のブライド vs エルと最後のブライド vs ビルの2ヶ所しかなかったですよ。対エル戦はタランティーノお得意の「血なまぐさい」感じがして「あぁ、これは紛れも無くタランティーノの映画なんだな」と思わせてくれます。対ビル戦はチャンバラが始まったと思ったものの、あっさり決着がついてしまってチョット拍子抜け。もう少し派手なチャンバラ観たかったよ…。vol.1でやったからもういらないという事か?あとジャッキー・チェンばりのブライドのカンフー修行シーンが見所です。素手で板を叩き割ったりとか、桶を担いで階段上ったりとか。汗だくだったり、血まみれだったり、泥まみれだったり、銃で吹っ飛ばされた果肉まみれになったり、全般にわたってユア・サーマンが小汚い。よくこんな仕事引き受けたもんだ。そういえばvol.1にはいなかったな〜と思ってた、タランティーノ作品に欠かせないサミュエル・L・ジャクソンがさりげなく登場。セリフまであるのに、エンドクレジット見るまで全然気が付かなかったよ…。ロングショットだったから分からなかったんだと自分に言い訳しておこう。エンドクレジットといえば今回も梶芽衣子の「恨み節」がフルコーラスで流れます。しかも歌詞の日本語字幕付き!タランティーノから要請でもあったのか?