不正アクセス事件で初公判、京大元研究員が無罪主張

 著作権保護団体のインターネットサイトに許可なく接続したとして、不正アクセス禁止法違反の罪に問われた京都大学元研究員河合一穂被告(40)の初公判が26日、東京地裁であった。被告は「接続したことは認めるがパスワードによる認証などのアクセス制御がなされていなかった」と述べ、同法違反には当たらないとして無罪を求めた。


 検察側の冒頭陳述によると、河合被告は社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(東京都文京区)のサイトに安全上の問題があることを発見。03年11月上旬にプログラムやログを閲覧、保存し、コンピューターの安全性について情報交換する集会で内容の一部を発表した。同協会には、プログラムの問題性を指摘する電子メールを送り、1184人分の個人情報が記録されたログファイルを添付したとしている。

これはきっちりと事実関係を調べて欲しいなぁ。何のアクセス制限も掛けれていない所にアクセスして罪になるのなら何も出来やしない。そもそも、コンピュータソフトウェア著作権協会のくせにアクセス制限程度の事も満足にできない事に問題があるけどさ。むしろ、サイトの不備をわざわざメールで教えてもらってるんだから礼ぐらい言っておきなさいよ。この人が連絡しなかったらずっと個人情報ダダ漏れで今以上の大問題になっていたんじゃないのか?まぁ、集会でデータの一部を公開しちゃったのはチョットやりすぎだけどさぁ。